キャリアコンサルタント・国家試験
キャリアコンサルタント試験の合格率は?直近3回の結果と難易度
国家資格キャリアコンサルタント試験は、学科と実技(論述・面接)の2つに合格する必要があります。直近3回の合格率は、学科が55〜81%、実技が62〜65%で、両方を同時に受けて両方に合格した人は46〜60%でした。
結論:両方に一度で合格するのは、受験者の約半数
学科の合格率は回によって大きく変わります。第32回(令和8年7月)は54.8%と、前の2回(77.6%、80.6%)より大きく下がりました。実技は3回とも60%台前半で、大きな変動はありません。
| 回(実施時期) | 学科 | 実技 | 学科・実技の同時受験 |
|---|---|---|---|
| 第32回(令和8年7月) | 54.8% | 61.7% | 45.8% |
| 第31回(令和8年3月) | 80.6% | 64.6% | 59.8% |
| 第30回(令和7年11月) | 77.6% | 64.1% | 58.0% |
受験者数と合格者数
| 回 | 学科 受験者/合格者 | 実技 受験者/合格者 | 実受験者数 |
|---|---|---|---|
| 第32回 | 3,804人/2,086人 | 4,434人/2,736人 | 5,118人 |
| 第31回 | 4,983人/4,017人 | 5,568人/3,599人 | 6,287人 |
| 第30回 | 5,013人/3,891人 | 5,182人/3,321人 | 6,150人 |
養成講習を修了した人の合格率
受験者の多くは、養成講習を修了して受験資格を得た人です。厚生労働省の受験資格別の人数から計算すると、養成講習修了者の合格率は全体とほぼ同じでした。
| 回 | 学科(養成講習修了者) | 実技(養成講習修了者) |
|---|---|---|
| 第32回 | 55.4%(1,898/3,425人) | 61.7%(2,430/3,940人) |
| 第31回 | 80.4%(3,536/4,399人) | 65.7%(3,222/4,904人) |
| 第30回 | 78.5%(3,402/4,331人) | 65.6%(2,944/4,489人) |
合格基準と試験の形式
| 試験 | 形式 | 合格基準 |
|---|---|---|
| 学科 | 四肢択一のマークシート、100分 | 100点満点で70点以上 |
| 実技(論述) | 逐語記録を読んで記述、50分 | 論述と面接の合計150点満点で90点以上。さらに論述が満点の40%以上、面接の3つの評価区分(主訴・問題の把握、具体的展開、傾聴)がそれぞれ満点の40%以上 |
| 実技(面接) | ロールプレイ15分+口頭試問5分 |
直近の平均点は、学科が69.3〜76.8点、実技が91.0〜91.8点でした。実技の平均点は合格基準の90点のすぐ上にあり、面接で評価区分の1つでも40%を下回ると不合格になるため、面接の練習量が合否を分けやすい試験です。
受験資格・受験料・日程
- 受験資格:厚生労働大臣が認定する養成講習の修了、または相談業務の実務経験3年以上など。
- 受験料:学科8,900円、実技29,900円(両方で38,800円)。
- 今後の日程:第33回は学科・論述が令和8年11月1日、第34回は令和9年3月7日。面接は試験機関ごとに別の日程です。
合格を近づける講習の選び方
受験者の多くは養成講習を経て受験しています。講習を選ぶときは、受講料だけでなく、面接ロールプレイの練習量と、試験対策の補講があるかを比べてください。給付金を使ったときの自己負担は主要3講習の比較で計算しています。
養成講習の説明会を探す
国家試験の受験資格は、養成講習の修了などで得られます。給付金を使うなら、受講する回が指定期間に入っているかを説明会で確認しましょう。主要3講習の自己負担は養成講習の比較にまとめています。